新潟県中越沖地震速報 1

2007年7月16日 調査 ・・・・ 新潟大学工学部 保坂吉則
長岡市の旧小国町は今回も震度6強を観測した.柏崎市の北条地区と小千谷市を結ぶ国道291号は,柏崎側では大きな変状は見られなかった.武石トンネルは17日の2時ころ,完全に停電していた.小国側に入ると2〜3箇所で路面が陥没していたが大きな交通障害ではなかった.斜面も目立った崩落箇所は無いようであった.
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長岡市の旧与板町の黒川に近いコンビニの建物脇から噴砂.中越地震でも液状化が観察された箇所である.しかし液状化の程度は前回ほどひどくはないようだ.
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信濃川の左岸堤外地,旧与板町と旧寺泊町の境界部にある岩方地内の水田水路で液状化による噴砂が発生.中越地震でも大規模に液状化した地点であり,今回も再液状化が発生した.
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噴砂丘の近影
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上記地点より少し下流側の畑で,河川と平行に水平亀裂が入って噴砂列が形成されていた.
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噴砂丘近影