2000/11/06 出題分

掘抜井戸の定常問題として扱う.
教科書のp.74の(3.33)式

を下式のように変形し,次の数値パラメータ
Q = 25 m3/h,D = 20 m,r1 = 10 m,r2 = 50 m,また,H-h1 = 4.5 m , H-h2 = 2.5 mより,h1-h2 = -2.0 m を代入して計算を行う.なお,上式の log は自然対数 logeであるので,常用対数と間違えないように下式ではln として表示する.

学生の解答を見ると,πやlogが付いたままで計算を終了しているものが多い.数学 ではこれで許されるかも知れないが,工学ではものを作ることが目的であるので,最終 的にキチンと数値をださなくてはまったく意味がない.設計完了とならないのである.
また,その数値に対して単位 を付加することも忘れずに.

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