掘抜井戸の定常問題として扱う.
教科書のp.74の(3.33)式
を下式のように変形し,次の数値パラメータ
Q = 25 m3/h,D = 20 m,r1 = 10
m,r2 = 50 m,また,H-h1 = 4.5 m ,
H-h2 = 2.5 mより,h1-h2 = -2.0
m を代入して計算を行う.なお,上式の log は自然対数
logeであるので,常用対数と間違えないように下式ではln
として表示する.
学生の解答を見ると,πやlogが付いたままで計算を終了しているものが多い.数学
ではこれで許されるかも知れないが,工学ではものを作ることが目的であるので,最終
的にキチンと数値をださなくてはまったく意味がない.設計完了とならないのである.
また,その数値に対して単位
を付加することも忘れずに.