2003/11/10 出題分

(1)図から、透水の誘因である水頭差 h はF点の水位とA点の水位の差であるので、
式
となる。したがって、単位時間当りの透水量はダルシ-の法則と透水断面積から下式の通りとなる。
式

(2)ボイリングを生ずる水頭差を hc とおくと、限界動水勾配に関して下式の関係が成り立つ。
式
よって、
式
である。当初の水頭差は h = 40 cm であることから、F点において
式
の水位上昇によってボイリングを生ずる。

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