2006/11/6 出題分

(1)砂層底部の有効圧(有効応力)は,砂の水中重量に砂層深さ(L)を乗じて求める.

左右の水位が同じ場合,水の流れがないのでいわゆる静水圧条件である.
よって,C点の水圧は水深(距離AC)に水の単位体積重量を乗じて得られる.

(2)この地盤の限界動水勾配は,

である.また,限界動水勾配の定義は下式であるので,

これより,ボイリング時の水位差を次のように計算することができる.

(3)この時のC点の水圧は,EC間の水位より計算して得られる.


<補足>
静水圧時からボイリングに至るまでに増加したC点の水圧は,

である.この値は,初期の有効圧σ'に等しい.言い換えると,水圧増分が初期の有効圧に達したときにボイリングが生ずるのである. これを定量化して示したのが下式である.

これを書き換えれば,次のように限界動水勾配の関係式が得られる.

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