(1)最大・最小有効主応力は, であり,これよりモール円を描くと下図となる.また,C=0 より,破壊包絡線は原点を通りモール円に接するように引く.
なお,参考までに全応力のモール円と破壊包絡線も破線で示す.(演習ではこれは書かなくて良い.)
(2)上のモール円の幾何学的な関係から,せん断抵抗角(内部摩擦角)φ' を下式で求める. (3)すべり面における応力値は,モール円と破壊包絡線が接する点の座標で示される.
これは,図からモール円の中心,半径とせん断抵抗角がわかれば,下式で容易に求めることができる.