■ 2003/12/12 出題 |
初期条件として、当方圧密状態(3方向の応力がすべて等しい)にあり、全応力がpo = 160 kN/m2 、間隙水圧がuo = 20 kN/m2 の供試体がある。水平全応力を一定に保ち、鉛直方向に荷重を加えて非排水圧縮せん断試験を行なったところ、鉛直全応力増分Δσ1f = 120 kN/m2で破壊に達し、この時間隙水圧はuf = 100 kN/m2 となった。
(1)破壊時における全応力に関するモール円を描け。(モール円は上半分だけで良い)
(2)上と同じ座標軸上に、有効応力に関するモール円を描き破壊包絡線を書き入れよ。ただし、この土は c = 0 kN/m2 とする。
(3)有効応力のモール円上に極P、およびすべり面の方向を示せ。
(4)内部摩擦角(せん断抵抗角) φ' を求めよ。
解答予定日:2003/12/15
▲ 解答例